12  本應寺 (ほんのうじ)  ≪ 1586年/ 天正14年 (安土桃山時代中期) ≫

 町並みの山手の高台に天正14年(1586年)建立された浄土宗のお寺。
 藩の本陣としても利用され、藩主や役人が宿泊した書院は今も残され、茶室として地域の交流の場として活用されている。
 境内の大きな樹木、江戸中期に建てられた山門、仁王像や阿弥陀如来像など歴史的な石造物の数々は塩田石工の技がひかり、当時を偲ばせる。

◆開基は鍋島直茂の姪(華丘妙栄大姉)が夫 原直景(豊後の守)の菩提を弔うために建立。

 ※ 鍋島直茂
 (1538年〜1618年)
 ・・・初代藩主 鍋島勝茂の父

 ※ 原直景は
 塩田 籾岳城 城主で
龍造寺隆信についたが、有馬・薩摩軍との戦いで戦死
 ◆ 主な建築物  ◆ 石造物
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▲ 参道からの外観と山門(鐘楼門)
山門(1732年/享保20年)建立

本堂(1744年/延享元年)建立 と
庫裏(1813年/文化10年)建立

正面の額
(江戸増上寺63世 巨東大僧正の作)

薬医門と言われた裏門
(1737年に建立)

仁王像
塩田石を使用しており(1749年/寛延2年)建立で、嬉野市指定重要文化財。石工は不明で施主は下田彦左衛門など地域の実力者。地域の中ではかわいい仁王様。

芭蕉塚
 1844年/天保15年
地域の俳句をたしなむ人達が建立。


≪芭蕉の句≫
春もやや
 けしきととのふ 月と梅

六地蔵尊

阿弥陀如来像

 ・・・ と、大小あまたの石造物がある。




塩田石は変質安山岩で加工し易いがもろい と言われる
 
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